GLIDING REKI RETURN
「グライディングREKI」 帰還!
挑戦し続けるフルカラーコミック!
2005年携帯コミック初のオリジナル漫画のひとつとしてwebマガジンに連載されたフルカラー漫画が、2014年に海外にてここに復活。そして10年のときを経て、常に実験作品として人知れず時代の先端を渡って来た本作が、2015年モーションの時代に『動き出す』!
■今回新作のREKIは、2005年に〈Michao!〉で連載したバージョンの続きとは違い、新装新たにリニューアルして2014年から2015年にかけて中国で発行の紙の漫画雑誌に連載したものです。
2012年から参加した「海外マンガフェスタ」の流れで海外の出版社の方達との出会が増え、お仕事依頼も受ける様になりました。その中で中国の出版社から「うちのカードゲームと「REKI」の企画コラボレーションをしたい!」という社長さんの依頼で生まれたものです。この「REKI」は元々カラーで連載していた事もあり、様々な実験をしてきた作品です。比較的設定や世界観も自由に作り上げたり個人的な挑戦が可能な作品であったため、国をまたいでの今回のこのコラボレーションが実現しました。
オールカラー、左始まり(台詞の横書き)、海外での直接連載、初めての事でしたが、今年2015年まで試験的に仕事をさせて頂きました。今の中国の実情や流れ等、仕事を通じてリアルに知る事が出来、貴重な体験だったと思います。
基本私達は面白い依頼があればやってみる、というスタンスなのですが、かなりスリリングで刺激的な一年半であったと思います。日本にはほとんどお伝えしていないのですが、昨年末、経産省のマンガ流通のサイマル化についての会議にお呼びがかかり、その中国連載の経験レポートを提出させて頂きました。これも貴重な体験をさせて頂きました。
中国で最初のワンエピソードを連載しましたが、今後は、ここ「ヒメカワマガジン」でマイペースにKindleなどで配信して行きたいと考えています。そしてモーションコミックの素材として、又アメリカCrunchyrollさんでの配信等は決まっていて、このタイトルは常に「マンガの可能性の実験をするためのタイトル」として位置づけてこの先も扱って行けたらと考えています。